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09.23
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伊織でっす。

こんばんは!!なんだかあっという間に一週間が過ぎ、そしてたまひめは何も進歩がなく……すんませんです。あわちんもなんだか絵を描く宣言を伊織にしたんですが、現れてないみたいですね。。。
書きかけたアラロスも、なんだかアイリーンが我儘になりすぎそうな予感がしつつ、またバタバタとしてましてストップしてます。。。なんとかサイトを動かしたいなーと思って、書きかけファイルをまた探りに行きましたが、すぐに書き終わりそうなものもなく、なかなか出せそうにないなーとか。総司の連載物?はタイトルだけ決まれば一話目は出せるんですが、決まらず・苦笑 あ、ケータイの拍手になってた土方×千鶴を下ろしてもらえれば(もうケータイに拍手ついてないので。てか止まってるので)PCに来て頂いている方には少しだけでも楽しんでもらえるかな?とか思ったり(と、ここであわに頼んでみたり・苦笑)
それでですね、苦肉の策?で今回の『オマケ付』とはなんぞやなんですが、きっと多分終わらせないであろう書きかけの(もうこの時点でヒドイ)落書きみたいなものをちょろりと貼らせていただきます。ちなみに斉千です。

えーと。自分の中の復活熱が熱過ぎて困ります・苦笑 別に自分で何かやるとかじゃないんであれなんですけどね。自分でも笑えます。友達がうっかり洗脳され気味なので(笑・この友達の順応能力の高さは驚かされるばかりです・笑)いつか絵を描いてくれるんじゃないかと信じてます・笑 なんだかサイトを見に来てくれたそうなので、これを見てプレッシャーと義務感を感じてくれると嬉しいです・笑

こんなに止まってるサイトなのに、毎日拍手ありがとうございます!!!本気嬉しいです!!
遊びに来てくださった皆様もほんとありがとうございます!!!



ではでは。ここからオマケです。
『未完・きっと色々なところで使いふるされたネタ(定番ではあるんだと思いますが、だから書く気なくなっちゃいました……)・斉千・殴り書き』
以上をふまえた上で、お読みくださいませ。。。いつか完成させようと思って放っておいて、きっと多分未完だろうなと思われるものです。停止中のおつまみ程度にでもなれば幸いです!!



君の名は


 慣れない言葉を使うのは、着物を洋装に変えるくらいに難しい。
千鶴は未だ慣れない釦をはめながら、ふとそう思った。

「えーと。一さん、一さん、一さん」

昼下がりの茶の間で、千鶴は何度となく一の名前を確認するように口にする。
慣れとは恐ろしいもので、長年の間斉藤と呼び続けた彼の名前を一と呼ぶのは想像よりも難しく、頭で意識していてもつい口が“さ”の字の形に変形する。

「何をしている?」

千鶴が部屋でぶつぶつと一の名前を唱えていると、すっと目の前の襖が開き一が顔を出す。
よほど千鶴の行いが不気味に見えたのか、普段は表情があまり豊かではない一が、入るなり少し怪訝そうに眉をひそめた。

「あ、さい……じゃなかった、一さんっ」

千鶴は一の出現に弾かれるように笑顔を上げたが、未だ慣れぬ自分の口が、慣れた斉藤呼びを最初にしてしまった事に、バツが悪そうに口を噤む。
なんだか意識すればするほどどつぼにはまって行くようで、千鶴は小さく息を吐いて肩を落とした。

「……」

自分を見下ろす一の視線に気づき、千鶴は視線を上げ気まずそうに笑みを作ると、一は小さく息を吐き千鶴の隣に腰を下ろす。

「中々、慣れませんね?」

千鶴は自分の事のくせに問いかけるように小首を傾げると、一は静かに目を伏せてもう一度溜息を吐く。

「そんなに難しいか。俺の名を呼ぶのは」

「そう言う訳ではないんですけど、斉藤さんという呼び方に慣れてしまって……」

だからまだ慣れるのに時間が掛かりそうです、と千鶴が申し訳無さそうに肩をすくめると、

「そうか」

と一は短く返事をし、何かを考えるように目を伏せしばし沈黙すると、

「別に無理をする事はない。おまえが呼びやすい名で呼べばいい」

どこか寂しげな笑みを浮かべた。

「む、無理なんてしてませんっ。私が、呼びたいんです」

思わず力がこもってしまい千鶴が両手を胸の前でぐっと握って力説すると、一はその勢いに気圧されたのか、驚いたように目を瞬かせると、ふっと口許に笑みを浮かべた。

「そうか。ならば練習するしかないな。何事も、日々の鍛錬無くして成されるものはない」
 

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01.13     あわ
最後、勝手に私の斎藤さんは千鶴の頭をぽんぽんしながら去っていく姿がイメージされてしまいました。
勝手に話が進んでいる私の脳みそを許してネ☆
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